やる気のスイッチ

人によって「やる気のスイッチ」は違うなと感じた経験です。

同じチームにやる気のなかった同僚がいます。頻繁にタバコを吸いに喫煙所に行ったり、同僚と長話をしたり、仕事の締め切りを守らなかったり。一緒に仕事をすると進捗が悪くなるので、うまく役割分担をして、仕事面では距離を置いていました。上司に報告したり、面と向かって話し合うこともできましたが、今までの経験上、人はそう簡単には変わらないだろうと諦めていました。

ある日、2ヶ月程度のプロジェクトの進捗管理を任されました。メンバーは、そのやる気のない同僚と他1名。ちょっと不安でしたが、プロジェクトの内容を細かいレベルで分解し、日次ミーティングを設定し、進捗をメンバーで共有しリーダーに報告していました。日本のITプロジェクトでは当たり前のことです。ある日、そのやる気のない同僚からこんな言葉が。

「この細かく分解してくれた仕事と、日次ミーティングのおかげで、日々達成感があってやる気が出るよ」

驚きました。それ以降は、たまにやる気のない側面も見せますが、仕事への取り組みが変わったように思います。ここからは想像ですが、「仕事の進め方」を知らなかったのかなと思います。その同僚は同い年ぐらいですが、職歴のほとんどが政府系の仕事なので、ITプロジェクトのような、仕事を分解してひとつひとつこなしていく進め方を経験していなかったのでしょう。

今までは「やる気のない人」に対しては諦めを感じることが多かったですが、「やる気のスイッチ」は人それぞれなんだなと、今後の行動を見直すきっかけになりました。

JPOまでの道のり⑧派遣前研修

派遣の年の正月に4日間の事前研修がありました。集まったJPO合格者は50名ほど。その後の資料によると、300〜350名ほどの応募があったようです。JPO準備中はわりと孤独に動いていたので、同じような志をもったメンバーと会えたことは嬉しかったです。そして、4日後には解散し、それぞれの配属先へ。青年海外協力隊の事前研修を少し思い出しました。

研修の内容は、国連での生き残り方や、正規ポジションの獲得の仕方や準備、仕事への姿勢でした。国連職員や元JPOの方を招いての研修だったので、すごく実践的です。ただ、研修内容よりも、他のJPO同期が、どんな想いでJPOに応募し、今どんな気持ちなのかを聞くほうが面白かったです。みんなの強い気持ちを聞き、再度モチベーションが高まる4日間でした。

JPOまでの道のり⑦国連スタッフとの面接

外務省面接から2ヶ月後、なんと合格通知。そして、ニューヨークのポジションに推薦するという内容。ニューヨークで仕事?と、これまで想像もしたことがなかった自体に驚きました。ただ、ここで不明瞭だと感じたのが「推薦」という文言。合格なのか、まだ選考が続くのかが明確ではなかったので、当時の職場に退職は伝えられず、微妙な立ち位置だったのを覚えています。

そこからさらに2ヶ月後、配属ポストの連絡がありました。2つ候補があり、選んでほしいとのこと。こちらに選ぶ権利があることに驚きましたが、興味のある方を選択しました。

それから2週間後、配属先の上司となる方から3日後にSkype面接を実施したい連絡がありました。なんと時間は朝6時(ニューヨークは夕方4時)。時差の関係上仕方のないことですが、ちょっと戸惑いました。

面接まで時間がなかったので、早速これまでの面接準備の振り返り。面接対策シートを必死で読み返しました。面接前日は夕飯を食べすぐ就寝、深夜3時頃に起き、一応スーツを着て、直前の準備を開始しました。面接方式はコンピテンシー面接。こんな内容でした。
1.チームをリードして成功した経験
2.2つの仕事と締め切りの衝突した経験とどのように行動したか
3.ITという分野で難しいことをどのように伝えるか
こちらからの質問で、配属までにどんなことを準備したら良いか聞いたところ、ニューヨークはエキサイティングだから予習しておくようにと回答がありました。合格なのか全く不明でしたが、ほぼ決まっていたようです。

それから約10日後に外務省を通じて合格通知をいただきました。長い長い、先の見えない準備がやっと終わったと思い、すごくホッとしたのを覚えています。あとは、円満退職と有休消化をどのように使うかばかり考えていました。

プロフィール

ジェフ

Author:ジェフ
<仕事>
2018- 国連事務局(JPO)
国連事務局のOffice of Information and Communication Technology(OICT)に勤務しています。
2014- コンサルファーム
2013- イギリス大学院留学
2013- 国連インターン
2011- 青年海外協力隊@ケニア
2006- IT企業

<趣味>
・ブラジル音楽
・整理整頓

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